2017年も残すところあとわずかとなりました。
この時期になりますと 様々な業界などが 「今年の○○ランキング」といったデータを発表することが多くなり
例年のお楽しみとされている方も少なくないのではないでしょうか。
それでは
2017年の販売台数順の人気の車ランキングを見てみましょう!
1位 トヨタ プリウス
2位 日産 ノート
3位 トヨタ CH-R
4位 トヨタ アクア
5位 ホンダ フリード
6位 日産 セレナ
7位 トヨタ シエンタ
8位 トヨタ ヴィッツ
9位 ホンダ フィット
10位 トヨタ ヴォクシー
ハイブリットやミニバン コンパクトカー
多様化するユーザーの需要がよくわかるランキングになっています。
燃費が良く経済的だったり、運転が簡単で女性やシニアにも優しい操作性だったり
利用する家族の人数、車庫の大きさ、といったように車選びは千差万別です。
こうしたランキングは 人気の有無を確認するだけでなく
車に詳しくない初心者や 購入する人が車選びの参考になることもあり
とても重宝されますよね。
前回のブログで記した『AVS』機能も
車選びの重要なポイントになってきています。
前回 紹介できなかった機能を こちらで見ていきましょう。
●ペダル踏み間違い時加速抑制装置(誤発進抑制制御機能)
高齢ドライバーの起こしてしまう最も多い事故原因と言われるペダルの踏み間違え。
このうっかりした誤作動を防ぐ目的として注目されているのが
このペダル踏み間違い時加速抑制装置(誤発進抑制制御機能)です。
これは 車載センサーが障害物を認識している状態で 誤ってアクセルペダルを踏み込んでしまった場合、
警告音でドライバーにブレーキ操作を促し、同時にエンジンの出力を抑え、数秒間、急発進を抑制する先進安全装備です。
衝突が避けられないとシステムが判断した場合には、自動的にブレーキ制御が行われる車種もあります。
ゆっくりと発進したものの、突然、子どもや犬や猫が車の前に飛び出して、
慌ててブレーキペダルを踏んだつもりが アクセルペダルを踏み込んでしまった。
こういった突発的な事態に対して、人間は無意識、無条件、反射的に行動してしまいます。
この体にしみこんだ動作、本能的な動作、高齢による判断能力衰えなどの原因は簡単に修正して、踏み間違いを防止するのは容易ではありませんので
このペダル踏み間違い時加速抑制装置の効果には 期待せざるを得ませんね。
●リアビーグルモニタリングシステム(後側方接近車両注意喚起装置)
リアビーグルモニタリングシステム(後側方接近車両注意喚起装置)は、
ミラーでは見えない左右の斜め後ろの死角に他の車がいることをドライバーに知らせ、
目視の不足によって発生する事故を防ぐことを目的としています。
センサーは車の後部側方に取り付けられており、ドライバーの死角になる斜め後方の車を検知し、
ドライバーがこの車に気付かず車線を変更しようとしたとき、インジケーター表示や警報ブザーでドライバーに危険を知らせます。
ドライバー自身が 注意を払っていたとしても 後方から急接近する車両があった際には
気が付かないことがよくありますが、
こういった場合でもインジケーターで表示し危険を通知してくれる機能もあるというのは安心ですね。
●車線逸脱警報装置
車線逸脱警報装置は、脇見運転や居眠り運転などによる
無意識のうちに車線をはみ出しそうになったとき、ドライバーに警告し、
正しい位置に戻ることを促すことによって安全運転を支援します。
車の前部に取り付けられた光学式カメラセンサーは、道路上の白線(黄線)を常に監視し、認識し、
車線をはみ出しそうになると、音や警告灯などによってドライバーに知らせてくれます。
居眠りだけでなく
走行中に 飲み物を手にしたり ラジオやオーディオの操作などで うっかりハンドルを動かしてしまい
車線を越えてしまうといった 誰にでも起こり得るような事態を想定した支援ですね。
新しく車を購入される際、
人気ランキングも考慮しつつ ドライバーやその家族、ニーズにあった先進安全自動車、
ASV機能搭載の車両を選ぶというのも
これからは 一つの大切な要素になりますね。
引用参考:先進安全自動車