先週 首都圏でも 大雪となり、 今も道路の端には 氷の塊が姿を消していないところも見られます。
本州の南岸付近を通過する低気圧の影響で、関東甲信の平野部を中心に雪が強まり、
都心では 2014年2月以来4年ぶりという大雪となり
積雪は23センチを観測したとのことです。
列車の運休や遅れが相次ぐなど、交通機関に大きな乱れが出ました。
降雪のピークが帰宅時間帯と重なり、複数の駅で入場規制が実施され、周辺は帰宅を急ぐ人たちであふれ
空の便では 出発便がキャンセルになった影響などで、成田と羽田では合わせて約1万人が空港で一夜を明かしたそうです。
また、車による事故も起きていました。
茨城県行方市では、軽乗用車がカーブを曲がりきれずにトラックと衝突し、運転していた男性が死亡するなど
24日午前3時時点で、関東の1都6県で1人が死亡、815人が負傷していたとのことです。
また、22日夕方には、東京のレインボーブリッジを走る一般道で、3台が絡む玉突き事故がありました。
幸い怪我をした人はいませんでしたが、最大でおよそ300台が立往生したということが報じられましたが
私の友人もその立ち往生してしまった一人。 2時間ほど全く動けなくなり 車両にはどんどん雪が積もり
ガソリンも少なかった為 煖房を消してただただ待っていたそうで
結局 復旧の見通しが立たず 誘導の元 バックして橋を降りたそうです。
冬期の積雪があたりまえな地域の人が見たら あらあら、その程度の積雪で。。。と思われてしまうかもしれませんが
雪に不慣れな関東では、少しでも積雪すると車の事故や交通混乱が発生するリスクが非常に高くなります。
雪国では道路の脇道に雪を溶かすための地下水がチョロチョロと出ていたり
除雪車も 適度に走りますが 東京ではそういった雪に対する「インフラ」が整備されていません。
一般家庭レベルの話ですと、雪国ではスノーブーツを持っている人が多いですが
東京の人は スキーやスノボなどのレジャーを楽しむ方以外はほとんど持っていませんよね。
雪国のインフラや人々の雪に対する日常対策が 都会のそれと大きく違っているのは
いたしかたないことかもしれませんが
大雪が予想される場合は、少しでも被害を減らすため事前対策が重要となります。
雪の日のニュースでよく目にする光景ですが
雪の中 革靴やハイヒールで歩いている人が 滑ったり転んだりしている映像を
「そりゃ 滑るわ・・・」と笑ってしまうのと違い
特に自動車の運転については ちょっとの距離だから、普段の靴を履いてもいいや!という安易な気持ちが
大事故に繋がる恐れもありますので
ドライバーは 雪対策について非常に注意しなければなりません。
雪道で立ち往生した車のうち 9割がタイヤにチェーンを装着していなかったということから
雪道への甘えが見受けられます。
タイヤチェーンはマストアイテムですが 取り付けが難しい、ややこしい、重い、、、といった事から
特に女性や高齢ドライバーには 重要でありながらも難題なアイテムと言えます。
もし そういった方がいらっしゃるようであれば
こちらをプレゼントしてはいかがでしょうか
「スプレー式タイヤチェーン」
スプレーを吹きかけるだけで チェーンを付けた効果が期待できるというのです。
たったそれだけで?とにわかに信じがたいのですが、雪国ノルウェーで開発された商品で
優れた効果だそうです。 日本製も現在様々な種類が販売されていますので
いざという時の為に常備しておくといいかもしれません。
しかし、チェーン規制された道路の走行はできませんし
スノーチェーンやスタッドレスタイヤと同等の性能は保証されておらず、
あくまでも緊急時の応急処置のような対策として考えてくださればいいかと思います。
冬の晴れ間に カー用品売り場に 万が一の雪対策グッズを見に行かれはいかがでしょうか
引用参考:雪道のタイヤ