3月1日から「車両火災予防運動」週間が始まります。

早いもので、2018年が始まりもう2ヶ月が経過します。3月には、春の日差しがあたたかく感じられるのではないでしょうか。
そんな3月ですが、実は年間の中で一番『火災』が多い月になります。空気の乾燥や暖房器具などが多く使われる時期であり、火災が発生しやすい時季を迎えるにあたり全国的に3月1日~7日間「全国火災予防運動」が開催されます。

火災の種別では、

1.建物火災:20,991件
(うち住宅火災は11,354件)
2.車両火災:4,053件
3.林野火災:1,027件

となっており、車両での火災は意外と多いことがわかります。
では、どうして車両火災が起きるのでしょうか。

車両火災の主な原因
・燃料やオイル漏れに起因するもの
・駐車場などでエンジンをかけたまま仮眠をした際に間違ってアクセルを踏み込んで、エンジンが空ぶかしで高回転状態を続けに起因するもの
・フロントウインドウにアクセサリーなどをつるす透明の吸盤を貼り付けたりすると、凸レンズ効果により太陽光が集光され、部分的に高温箇所を出してしまったため
(水を入れたペットボトルなども同じ状況を作り出す場合があります。)
・車内の直射日光があたる場所にライターなどを放置したため
・カーナビゲーションやオーディオ機器、さらにはドライブレコーダーなどの電子機器のショート

などが上げられます。
車両火災を防ぐ為には、ライターやスプレーはもちろん車両内に物を放置しない。
電源を必要とする各機器が正しく接続されていて、ショートすることがないかを確認する。
等を普段から心がけておくと良いです。

この「車両火災予防運動」週間をきっかけに、普段から防災意識を高めて火災が発生しないように気をつけ運転しましょう。