前回もこちらでレポートさせて頂きました『修正予算会議』ですが、2014年9月14日に引き続き、10月4日にも実施されました。今回はそちらのレポートをさせて頂きます。
当日は朝9:00より午後18:00まで、会計事務所の先生を交えて会社幹部14名にて、前回の会議の課題の検証とともに、下期に向けての組織編成や改善にともなう行動計画の検証を行いました。
今回の予算修正会議を通して、清水運輸が大切にする、重視をするポイントを私自身以下のように感じました。
計画は明確に、可能な限り曖昧さを失くす
- 実行可能レベルまで、月の計画に対し目標数値を決め数値化する
費用削減予測数値を明確にする
経費削減は組織を巻き込んで考えていく
予測しずらい売上は積上げ(マイナス要素)をしっかり行う
季節変動など流動的な経費などはないかを再度見直す
計画をしっかり伝える
- 自分達の部下としっかり話し合い中身のある行動計画を立てる
チームプレイとなるためみんなにどう伝えるか考える
「だろう・・」や「なるはず・・」は無にする
全体の改善に繋げるため、担当以外の行動計画も把握する
遂行する
- 4w3Hを意識して実行する
後回しにしない、組織風土を作る
計画だけではなく、普段から声掛けなどの行動を起こしていく
日々計画を振り返り軌道修正していく
月の行動計画に対し仮説を立て逆算し細かい行動を出す
達成できていない項目(△)は達成までの行動計画を立てる
実際の行動は計画と異なってくるのでスピードを上げて実行する
行動した結果を数値化して出す
行動計画は詳細が分かるように連絡会で使用している書式にて作成
所長は出した指示に対しての報告をきちんともらう
日々の行動計画に対しては日々管理する(タイムテーブル)
人を育て、組織を動かす
- 部下のことは全て把握する気概を持つ
常にシンプルさを心がける、複雑な組織や勝手な組織は作らない
組織変更によるリカバリーを常に考えて行動する
部下のキャリアプランを考える
パート社員であっても選任業務としての職域を明確にする
所長(代理)は1人1人のスキルをきちんと把握しプランを考える
キャリアアップの基準をしっかり伝える
部下に対して、キャリアプランや職務分担を明確にし根拠を出す
見直す
- 計画が達成できたのか、できなかったのはなぜか、達成するためには何をするか
効果の出たものの検証と出なかったものの見直し
夜は、前回出席した幹部候補生とともに、清水運輸の今後の方向性やこれからの方針を清水社長自らメンバーに直接説明をする機会を設けるとともに、今後も力を合わせていくチームとして皆さんと懇親を図りました。
とにかく丁寧に、一歩一歩踏みしめていく
いかがでしたでしょうか。運送業界にかぎらず、多くの社員の仲間と歩む、企業経営とは「計画」と「遂行」、それらの「見直し」と、一緒に実行していく仲間、「組織づくり」を確実に、しっかりと、一歩一歩丁寧に進めていくことなのだと感じました。清水運輸では、これからも会社を活力のある強い組織を目指していきながら、社員のキャリアップや人生設計とも真正面から向き合い、社会貢献活動にも貢献できるよう一丸となって頑張っていきます。