前回の「運輸ブログ」では 『引越の日』にちなんで 引越についてご紹介しました。

今回は 引き続き 引越のトラックについて 見ていきたいと思います。

引越し経験のある方は ご存知のことかと思いますが

引越しをする際、 引越し業者に 荷造りや配送をお願いする方が多いかと思います。

その業者さんに 見積をしてもらうと、 やはりトラックの大きさが 引越料金を左右します。

大抵は 業者さんが 家財の量を見て トラックの大きさを提案しますが、

もし 少しでも安く引越をしたい、 ほとんどが不要となる家財だったら、、、

トラックの大きさを予め ある程度知っていたら便利ですよね。

●トラックの種類●

【軽トラック】

《大きさ》

幅:1.5m
長さ:1.9m

高さ1.3m以内

《荷物の目安》

運べる荷物量⇒  1.5畳分の部屋におさまる程度
荷物の目安 小さなダイニングテーブルと椅子
小型のテレビ
布団
小型の収納棚
段ボール10個

【2トントラック】

2トントラックは比較的リーズナブルで、かつある程度の荷物が詰め込めるので人気です。

旧住居が1DK~2Kの人、1人暮らしで家具家電が一通りそろっている人、家具を新居で買いそろえる予定の新婚さん向けのトラックです。

《大きさ》

幅:1.9m
長さ:3m
高さ:2m以内

《荷物の目安》

運べる荷物量⇒ 3畳分の部屋におさまる程度

小さなダイニングテーブルと椅子
小型のテレビ
ベッド
冷蔵庫
布団
小型の収納棚
段ボール30個

【2トンロングトラック】

2トンロングトラックは、2トントラックと比べると1.5m長くなっているので、大型の家具・家電がある場合におすすめ。

部屋の広さが1DK~2DK、大型の家具家電が少なめの夫婦2人の引越し、荷物が多めの1人暮らしの方向け。

《大きさ》

幅:2.2m
長さ:4.5m
高さ:2.2m

《荷物の目安》

運べる荷物量 ⇒ 4.5畳の部屋におさまる程度

2人用のダイニングテーブルセット
家電一式
ソファ
食器棚
収納棚
タンス
ベッド
段ボール40~45個

※2トントラックか2トンロングトラックか悩むような場合

「積み切り」という方法があります。

この方法ですとで「2トントラック」を選択し

積みきれない分だけ自分で運んだり、郵送で送ります。

「積み切り」では、トラックのスペースをギリギリまで有効に使えるので、トラックを小さいサイズに抑えることができ

引越し代を安くしたい方に最適な方法です。

【3トントラック】

3トントラックは、2トンロングトラックの長さ部分だけを1.5m大きくしたものです。

部屋の広さが2K~2LDKの人、家具家電が一通りそろった夫婦2人の引越し、
大型家具・家電がかなり多い1人暮らしの人に向いています。

ちなみに、2トンロングトラックにピッタリの荷物を3トントラックに積むと7~8割程度の積み込み量になります。

《大きさ》

幅:2.2m
長さ:6m
高さ:2.2m

《荷物の目安》

運べる荷物量 ⇒ 5畳の部屋におさまる程度

2人用のダイニングテーブルセット
家電一式
ソファ
食器棚
収納棚
タンス
ベッドと布団2組
段ボール45~50個
中~大型家電でも積み込み可能

【4トントラック】

4トントラックは、引越しで使われるトラックで一番大きなサイズです。

《大きさ》

幅:2.3m
長さ:6m
高さ:2.5m

《荷物の目安》

運べる荷物量 ⇒ 8畳の部屋におさまる程度

4人用のダイニングテーブル
大型家電一式
応接セット
ソファ
食器棚
収納棚3~4個
タンス1~2個
ベッドと布団3~4組
段ボール60~65個

※ただし、トラックがかなり大きいので、道幅が6m以上ないと 4トントラックでの走行は難しいので

車が余裕ですれ違えるくらいの道幅が確保されているかどうか、確認しておく必要があります。

引越し先までに細い道を通らなければいけないような場合には、2トントラックを2台使って引越ししなければいけないこともあります。

現在 引越し事業を専業としている事業者数は3,000社程度と言われています。

最近では レンタカーを借りて セルフで引越をされる方もいるそうです。

最も自分の引越に最適なサービスを選び 安価で済む業者さんを見つけられるといいですよね!

引用参考:引越し