皆様は よく映画をご覧になりますか?
少し先になりますが、12月1日は『映画の日』という記念日です。
1896年に神戸市で 日本で初めて映画が一般公開されたのを記念して、
1956年に日本映画連合会(現・日本映画製作者連盟)が制定した記念日になり
この日に 日本映画界の各団体が、多年にわたり日本映画に貢献してきた人々への記念式典や
上映会、トークショー、映画館の入場料割引などの事業を行っています。
昨年約3000人に行ったアンケート調査によると
好きな映画のジャンル(複数回答可)は
男性
1位 アクション 47%
2位 SF 43%
3位 ミステリーサスペンス 26%
4位 コメディ 24%
5位 ファンタジー 22%
女性
1位 ミステリーサスペンス 41%
2位 ファンタジー 30%
3位 SF 32%
4位 ドラマ 30%
5位 コメディ 29%
という調査結果が発表されています。
男女の性別問わず SFやファンタジーのジャンルは非常に人気が高いのがわかります。
見たことのない世界に ワクワクしたり ヒヤヒヤしたり
自分の想像をはるかに超えた未来予想図や創造物に スクリーンから目が離せませんよね。
かつて 1989年に公開され大ヒットした
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
当時は その未来の姿に 口を開けたまま 驚かされっぱなしでしたが
実際に現在 実現されているその未来のシーンが 今 現実にあることに技術の進歩を感じざるを得ません。
ワイヤレスやハンドレスのゲーム、 3D映画、 手で持てるタブレットコンピューター
壁掛けのワイトテレビ、 モニター越しで会話ができる動画チャット
といったこの映画の中の絵空事だったことが今や日常生活に取り入れられて 普通のことになっていますよね。
自動車業界でも 日々の技術の進歩により 昔描いていた未来の車へ どんどん現実が追いついてきています。
「自動車がそのまま海の中に入って船になればいいのに」
「自動で 運転をしてくれればいいのに」
「空も飛べる車があればいいのに」
どれも かつては わがままな空想だったかもしれません。
SF映画の実現に 一歩一歩進んでいくのは そんな 空想があってからこそかもしれません。
例えば 具体的に「ぶつからない車があればいいのに」
から 生まれた 自動車も 現在 発売されています。
「衝突被害軽減ブレーキ」の設備を搭載した自動車です。
衝突被害軽減ブレーキとは、
追突事故の被害を 軽減または回避することを目的とした先進安全装備です。
車の前部に取り付けられたセンサーが 前方の車や障害物を検知し、
衝突の危険が高まると 一次警報として まずは ドライバーに 音や警告灯で 注意を促します。
しかし それでも ドライバーが回避行動を行わない場合、
二次警報とともに ドライバーに代わり 自律自動ブレーキを作動させます。
ニュースやテレビ等のCMで こういったアシスト機能は 多くの人に周知されてきていますが、
どうやら「自動ブレーキ」ですとか「ぶつからない車」として 誤認されているようです。
あるアンケート調査によりますと 約2人に1人のドライバーが
「自動ブレーキ=勝手にぶつからないようにブレーキをかけてくれる装置」
と認識していることがわかりました。
これは 誤認して 過信しすぎていると 大変危険です。
あくまでも ドライバーによるブレーキのアシスト・支援の機能と認識していなければなりません。
衝突回避システムの自動停止機能は 対象物のセンサーの検知方式によっても変わります。
●光学式カメラ方式
この方式の特徴は 歩行者も検知可能ということです。
デメリットは天候に影響されやすい・人間の目と同じで暗い所は検知しにくいなど
●ミリ波レーダー方式
ミリ波レーダーの特徴は 遠距離検知可能な点と天候や暗闇の影響を受けにくい点です。
しかし、歩行者の検知には向きにくい点
●赤外線レーザー方式
特徴は安価な点。
デメリットは近距離・低速のみで歩行者の検知は難しい点
日々技術の進歩はあれど ASV(先端安全自動車)の衝突被害軽減ブレーキのような先端機能は
あくまでもドライバーを支援する装置にすぎません。
どんなときもハンドルを握っているときは 自分の目を研ぎ澄まし 常に安全運転を心がけなければなりませんね!
でも いつか デロリアンみたいな車に乗って 過去や未来も 飛び回ってみたいものですね!
引用参考:衝突被害軽減ブレーキ