4月を迎え、ピカピカのランドセルを背負った小学生や綺麗なスーツに身を包み緊張に顔を引き締めている
新社会人を見かける様になりました。
当グループでも、先日入社式が執り行われました。
入社式とは、日本企業独特の風習であり、諸外国ではまず見られない行事だそうです。
入社式の始まりは、明確な記録が存在しないものの大正十年代に入ってから企業間で浸透し制度的に
行われるようになったと思われます。
そんな日本特有の風習も大正時代と現代では大きく様変わりしており、近頃の入社式では新社会人だけではなく
保護者が参加するケースも増えてきているそうです。
保護者の参加自体に否定的な企業もある一方、入社式終了後に保護者を対象としたイベントを企画している
企業も存在するそうです。
年を重ねるごとに、入社式の有り様も変化していくのですね。
新しい環境になり、交通手段も4月を機に変わる方が多いと思います。
日本における運送業界でも、今まで身近だった車やバイク、トラックでの配送手段だけでなく新たに
「ドローン」を利用した配送も国交省で議題に上がっている様です。実際にアメリカ合衆国などでは
ドローンを利用した商品配送サービス「ドローン宅配便」の試験が行われています。
ネット通販最大手のアメリカ企業のアマゾン・ドット・コムは、開発中の配送用のドローンの映像を公開し、
上空の障害物を避けながら飛行でき、飛び続けられる距離は25キロメートルという。
高度は最高約120メートルで、約2キログラムまでの商品を30分以内で届けられるそうです。
日本でもドローン宅配便の事業化に向け、複数企業と千葉市が官民共同でのプロジェクトチームを
立ち上げ実証実験が行われており、2019年の実用化を目指すという。
この様に、「ドローン宅配便」実用化に向けて各国で実験が行われていますが、
実運用に到達している国はまだ無く、操縦面の課題だけでなくインフラの整備や法整備など
様々な課題があるようです。
一方で、配達時間や人件費の削減に加え、外出の困難な子育て世代や高齢者などの利便性の向上に
役立つという期待も大きく「ドローン宅配便」が運用される未来も遠くないのかもしれませんね。
引用参考:ドローン宅配便