これまでも品質について様々な取り組みを行ってきましたが、
事故の再発防止に重点を置いた内容にとどまっていました。
今期より、品質担当者を各事業所より選出、「現場で指導できる人」を
育成しようと取り組みを始めています。必要な知識・技術を習得して頂き、
技能者として現場で活動、「再発防止」から「未然防止」へのシフト変換を試みています。
そもそも「品質向上」はなぜ必要なのか?
昨今の情勢はというと、少子高齢化・消費税アップ等により消費が冷え込み、
またコロナ問題により不況へ追い打ちをかける状況。また物流業界は、
深刻な人手不足・原価の高騰・働き方改革による労働時間の問題と課題は山積、
先行き不透明な状況です。
今後も従業員(家族の方を含め)が安心して働いていける体質を目指すには、
お客様から「引き合い」を頂ける会社創りが必要となるのです。
ドライバー・作業員の品質が低い、事故を頻発させる業者は仕事が回ってこないのです。
お客様と、運賃交渉・環境改善の提案を継続的に行えるよう
「当たり前の事を当たり前に出来る」組織を目指し、今後も活動を広げていきたいと
考えています。