近頃流行りのトラガール
さてこの〈トラガール〉という単語、聞いたことはありますでしょうか。
「トラガール?」「女の子?」「虎なの? 虎の着ぐるみ?」そんな疑問が頭の中を駆け巡っているかと思います。
実は、トラックドライバーの女性のことをそう呼ぶのです。
現代社会で生きる女性には、悩みが尽きません。
子育てに資金も時間もかかる。借金がなかなか返済できない。パートではなく、もっとお給料が高く安定した仕事がしたい。子供がいると、なかなか就職できない。かといって、夜働くのはちょっと困る。ママ友などの人間関係で、心すり減らすことなく平和に働きたい。その他、まだまだたくさんの不安や悩みがありますよね。
そんな悩みを抱える女性の皆様に、おすすめしたい職業はずばり、トラック女性ドライバーです。
女性トラックドライバー増加・3つのヒミツ
近年、トラックドライバーとして女性の就職が顕著です。
「お母さん、いってらっしゃーい! 気をつけてね」などと子供たちに送り出され、元気に出勤する女性トラックドライバーの方々が、実際に多くいらっしゃいます。何故でしょうか。
理由は3つあります。
- 自由な選択肢
いわゆる長時間ドライバーの女性もいますが、お子様やご家族がいらっしゃる女性には正直なかなか難しいですよね。そんなときは、短時間かつ地域限定の中距離・短距離ドライバー、という選択肢があります。地域貢献の一環にもなりますね。
なにより、自身の都合に合わせて自由にお仕事ができるので、無理せず続けることができます。
- かっこよさ
大型トラックを女性が運転している姿は、素直にカッコイイです。
あの大きなトラックを、華奢な女性が逞しく運転しているシーンを想像してみてください。凛々しいですね。大きなトラックの運転席から女性が身軽に降りてくる瞬間、目撃した人は間違いなくトキめくでしょう。恋に落ちちゃうかもしれません。ギャップって大事だと思います。ちなみに私ならたいへんトキメキます。
現役女性ドライバーの中には、もともとトラック業界の事務職だった方もいます。先輩女性ドライバーのあまりにかっこいい姿を見て、同じく〈トラガール〉へと転職されたほどです。
- 国土交通省が〈トラガール〉支援
近年、女性ドライバーは国を挙げて応援されています。
下記のサイトは、なんと国土交通省の作成です。驚きですよね。
しかしそれだけ、現代社会において女性の役割が変化してきている、ということなのでしょう。今後も国やたくさんの人々に見守られ、働けるという事です。
http://www.mlit.go.jp/jidosha/tragirl/
さてこれで、「選択肢の多様化・働く姿・国の応援」と女性にとって大切なポイントが3つも揃いましたね。これらの理由などが、近年の女性トラックドライバー増加に繋がっています。
とくに、国が女性トラックドライバーをバックアップしてくれているからこそ、女性キャリアアップのひとつの道筋に、トラックドライバー〈トラガール〉があるのです。
未来を握る〈トラガール〉
荷物を運ぶ、現代の物流社会。これが無ければ国の経済は立ち行きません。
トラックに積んで届ける荷物は様々です。そして届け先には、必ずその荷台の物を待っている人々が居ます。お洒落をして楽しむ男女、販売店舗、飲食店、学校も会社も……物が動くことによってはじめて成り立ちます。
そうです、女性トラックドライバーは流通のハンドルを握り、この国に、そして世界にまで貢献しているのです。
人から人へ、荷物にあたたかな心を乗せて運ぶ女性トラックドライバー。
さあ、女性トラックドライバー〈トラガール〉になって一緒に社会貢献をしましょう。
ありがとうの笑顔の届け先まで、安全運転でトラックを動かすのはあなたです。