とうとう雪が降りましたね。
まだ雪が積もっているところも多いのではないでしょうか。
今週末も一部雪の予報がありますから、万全の準備で雪道をトラックで走行しましょう。
何を用意すればいいの?
冬道ドライブに備えた準備を行いましょう。
スタッドレスタイヤ・チェーン
冬の高速道路では必ずスタッドレスタイヤを装着し、さらにタイヤチェーンも用意してください。
タイヤチェーンを取り付けるためのジャッキも携行しましょう。
雪が深いためタイヤチェーンが急に必要になったり、タイヤチェーン装着車以外は通行できない場合があります。
また、事前にタイヤチェーンの装着を練習しておくとよいでしょう。
雪かき棒(スノーブラシ)
車の上やウィンドウに積もった雪は、走行中に視界を遮ることがあり危険です。
雪が積もったらその都度しっかり除去できるよう、雪かき棒も準備すると良いでしょう。
解氷剤
急に温度が下がってカギ穴が凍ってしまったり、ワイパーが固まって動かなくなってしまった時、氷を解かす解氷剤があると便利です。
スコップやロープ
雪かきをする時に重宝するのがスコップです。
最近は車載用のコンパクトなものもあります。
スタック(雪にはまって動けなくなること)した場合に備えて、ロープも用意しておくと良いでしょう。
ブースターケーブル
冬はワイパーの頻繁な使用やヒーターの連続稼動などにより、バッテリーの消耗が激しくなりがちです。
ブースターケーブルを用意しておくと安心ですね。
そのほか、雪の中での作業や、車が動かなくなった時など、外気の中で長時間過ごさなければならなくなった場合を想定して、ゴム手袋(軍手)・長靴・懐中電灯や防寒具もしっかりと用意しておきましょう。
車のどこを点検すればいいの?
エンジンルームを中心に点検しておきましょう。
気温が下がって冬が近づいてきたら、車にも冬の準備が必要です。
特に注意して点検すべき箇所をご紹介します。
バッテリー
バッテリーは、寒さによって性能が極端に低下してしまうものです。
液量や比重、電圧の点検を行い、バッテリー液の補充をしておきましょう。
エンジンオイル
オイル量、汚れ具合を確認してください。
低温ではオイルが固まりやすくなるので、粘度も確認したうえで補充や交換をしておきましょう。
ウインドウォッシャー液
冬の道路は視界が悪くなりやすく、ウォッシャーを使う機会も増えます。
寒さに強い寒冷地用のウォッシャー液を入れておくと安心です。
液を補充する時は、原液に近い状態で補充しましょう。
冷却液
冷却液は、濃度が薄いと低温下で凍結して、ラジエーターの破損につながるおそれがあります。
適性量の点検はもちろん、濃度が薄くなっていたら液を交換しておきましょう。
ワイパーブレード
雪のドライブで使用頻度が増すワイパーも、ブレードが劣化していると汚れや雪をしっかり落とせません。
劣化していないか確認し、必要に応じて早めに交換しておきましょう。
スタッドレスタイヤ
スタッドレスタイヤには使用限界があります。
表面の溝の深さが新品の50%以下にまですり減っていないか、シーズン前に確認しましょう。
困った時はサービスエリアで相談してみるのも安全運転のひとつの手段です。
とくに地域によっては冬のドライブのための車の点検サービスやアドバイスをすることもできます。
「?」と思ったら、お気軽にお近くのスタッフまでご相談ください。
冬道装備が間に合わない場合は?
レンタカーという選択肢もあります。
この場合、プライベートが主になりますが有効活用できそうです。
レンタカーのタイヤは冬になるとスタッドレスタイヤに交換されることが多いので(※)、自分でタイヤを交換する手間がないのが嬉しいところですね。
雪道ドライブで使用頻度の高いウォッシャー液も、最初から必ず補充されているので安心です。
※レンタカー会社によっては、スタッドレスタイヤ装着がオプション扱いになっている場合があるので、念のため予約時に確認しましょう。また、タイヤチェーンもオプションとして付けられる場合もあります。
レンタカー利用の注意点
注意点としては、乗り慣れていない車なので、運転時の疲労やストレスが溜まりやすい場合があることです。
適度な休憩を取りながら走行してください。
雪道は滑りやすく、危険な場所が増えます。
安全に、安心して走行できるように準備を行いましょう。
引用参考 雪道ドライブガイド