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今日は当社で日頃より話題にする家族的経営とは何か?についてお話したいと思います。

そもそも当社の生い立ちは、先代の社長(現会長)が父親(故前会長)と共に、それまでの家業から生活を豊かにするために一念発起して、この事業を始めました。

それは、父親として生計を維持向上することが役割であったからです。

そこからすると、父親は外に出てお金を稼ぐこと。家族を豊かにするための計画をすること。家族が豊かになっているのか、無駄にお金は使っていないか、今後もこの生活は維持できるのか、どうすればもっと豊かになるのか、家族に将来の夢を語り協力してもらうには、家族以外の周囲にどうやって家族を支援してもらえるのかなどと考え、実行するのが役割です。

会社で言うと、社長をはじめとした経営者、事業所では所長や管理職がこれに当たると思います。

経営者・幹部は、役割として、将来のあるべき姿を示し、予算や品質の計画を立てる。収支の確認をする。ムダを無くして効率良い仕事を指示する。従業員が豊かに働ける環境をつくる。お客様に喜ばれる会社にする。会社や従業員をを大切にしてくれるお客様に営業する。会社や従業員の夢に協力してくれる金融機関から資金を調達する。などとなります。

さて、家族には母親、長男・長女・弟・妹などがおります。彼らの役割としては、母親は父親の右腕となり、家内をまとめ、子供たちに役割を与え、助けること。家計を父親と相談して切り盛りすること。子供の成長を父親と共に見守り、時には躾けること。
長男・長女は、母親を助け、言いつけを守り、下の弟妹に指示したり、時には助けること。親と同じように下を躾けること。
弟妹たちは、親や兄姉の言うことを守り、お手伝いをすること。躾られたことを守り行動すること。

会社で言うと、管理職・監督職・専任担当者がこれに当たると思います。

管理職である所長代理・課長は、役割として、社長や所長と目標を共有し、現場や事務所での作業を指示したり、それぞれのセクションへの指示を伝達し共に実行していく。時には部下の前でリーダーとして指示をだし、上長の前では部下として忠実に行動すること。部下の手助けをすることも大きな役割です。
監督職である係長・主任は、役割として、管理職を補助し、課内のエキスパートで行動においては量をこなせるプロ。また良き指導者となり一般職へのサポートと指導教育ができることが望まれます。
専任担当者である一般職の方は、自分の与えられた作業に特化し、係長や主任の量や質を目指して、こちらも仕事のプロとして心掛けること。

このような事を、仕事になぞらえて、社内・事業所内・課内・班内で、それぞれの役割を見つめ直す機会に利用しています。

それぞれが役割を果たし、組織が成り立ち、目標を達成することが出来ること。そうすることにより家族である社内全員が豊かになることが出来ることを日頃から話し合っております。