もうすぐクリスマス!ということで
街中が キラキラとしたイルミネーションで輝いていますね。
今年のクリスマスは どのように過ごされますか?
欧米では クリスマスは家族で過ごすのが一般的なのに対し
日本では 恋人と過ごす事が理想的な風潮がありますが
バブルの頃のクリスマスといえば
恋人同志で 高級ディナーを食し ブランド品のプレゼントを交換し合い
一流ホテルで過ごす といった傾向があったかと思います。
今時の若者は どういった過ごし方をするのでしょう
昨年レオパレスが
全国のひとり暮らしをしている20代から30代の社会人の男女600名に対して実施した調査が
とても興味深い結果となりました。
「今年のクリスマスは誰と過ごしますか?」という質問の回答が
1位 ひとりで 67.7%
2位 恋人/パートナーと 7.3%
2位 友人と 7.3%
3位 家族と 2.7%
そして「理想のクリスマスの過ごし方」についての女性の回答は、
恋人・パートナー・意中の相手と「家でまったり過ごす」と「外でデート」が同率の31.3%
もはやクリスマスは時代とともに「特別な日」として扱われなくなってきているのですね
こうして 時代とともに若者の興味関心が薄れてきたものは 他にも増加しています。
そのうちの一つが 「車」です。
若者の免許保有率
車を運転するのに まず必要なのが 自動車免許ですが
この免許証をどの程度の人が保有しているのでしょう
2016年の1000人の全国の新成人に調査をした結果
都市部では 取得している、もしくは取得最中が 47.9%
地方では 61.9% というデータが発表されています。
また
男女比になると
男性の方が 8%上回っています。
都心部在住者よりも地方在住者の方が、自動車運転の必要性は高く、取得者率も高い結果になっているのに対し
都心部の女性は1/4近くが 免許取得の「予定なし」と回答していました。
一般交通機関の発達した都心部では 生活する上で不便はない 必要性の低さから保有率が低いということも容易に理解できます。
車の保有率
免許証を無事に取得したとしても
車を保有するには 維持費がかかります。
頑張って頑張って車を購入したとしえも その駐車場代、保険料金、ガソリン代、
車検代、自動車税に 点検費用、修理や交換費用。。。。となにかと費用はかかります。
しかもガソリン代以外は 数千円では済みません。
これについても 2016年の新成人1000人を対象にした意識調査があります。
「車に興味がある」人は 約半数が該当するにもかかわらず
「車を保有する経済的な余裕がない」に該当する人は7割を超えています。
特に都心部での駐車場代は高額になりますし
生活上の必要性も低いともなれば
若年層の趣味の域では 簡単に手を出せるものではないのです。
車の諸経費
2016年の「車の諸経費で負担に感じるもの」の調査の結果は
1位 車検/点検費
2位 自動車税
3位 保険料
4位 ガソリン代
5位 駐車場代
6位 修理代
というデータもあります。
この2年程はガソリン代が下落しているので 順位を下げていると思われます。
また やはり 一度に多額の費用を要する車検などが 一般生活に打撃となるため
順位を上げているのでしょう。
かつては スポーツカーなどのカッコイイ車が人気だった時代もありましたが
現在では 見た目重視ではなく 燃費効率の良さや節税になる軽自動車やエコカー、コンパクトカーなどが
人気の車種になっているそうです。
また、自動車を保有できない免許保有者に 近頃ニーズが高まっているのが
レンタルやリース、カーシェアリングの車です。
若者の「車離れ」は「免許保有」と今のところ全国的には比例しませんが、
自動車の運転を必要とする職業の求人応募などにも
都心部では今後 さらに影響が出るかもしれませんね。
引用参考:運転免許保有率