新事業会計年度の4月も無事スタートして、新事業の開始、新設営業所の準備と事業計画が着々と進行しております。

従業員の皆さん、ご家族の皆さん、関係お取引先の皆様には心から感謝申し上げます。

さて、今日は私たちの今期の取り組みにおいて、何を目指していくのかということについてお話したいと思います。

それは「行動することに意味をもたせる」という事です。

昨期までも、いろいろな取り組みに挑戦してまいりましたが、今期はその取り組み一つ一つに意味をもたせ、昨期よりも精度を高めて、本当の意味での効果を追求することに着目して行きたいと思っております。

最大の目的は、社是にもある「皆で悦びを分かち合う」ことです。ここでいう「皆」とは当社全員、当社のお客様、関係するお取引先すべてのことです。

そこから考えると、当社の社内では、皆さんが気持ちよく、やりがいを持って働ける環境を整えること。お客様からの評価、労働時間の短縮、作業の軽減、経費削減などで労働に対する対価を引き上げることだと思います。

たとえば幹部は、惰性でお客様の言われるままに仕事を指示するのではなく、問題になっている箇所について運賃交渉や作業改善の提案をしていくことで、お客様も従業員も喜び合えるようにすること。

また現場では、事故や怪我、病気の予防、経費の削減を促し、誰もが自分の苦労して働いた分の対価が家庭に持ち帰れるようになり、所得を増やせるように、昨年とは取り組み方を変えた行動をして効果が上がることを目指すこと。

経営者含め全員が、昨年よりもお客様から評価されるような行動、取り組み方をしているか常に考えることが重要です。

惰性での会議や表向き、義務的な行動や発言では無く、「本当に改善させる!今よりも良くなる!」この思いを強くもって行動することが重要です。

意味のない行動や時間を排除すること、一人一人が自分の役割を認識して行動することこそ、「皆が悦びを分かち合える」ことへの近道だと思います。

お客様や関係取引先に要求するだけ、社内の上司に不満を漏らすだけ、部下に我慢をさせるだけ、では成り立ちません。

「皆で悦びを分かち合う」為には、前提に「同じ目的に向かって意見や考えを持ち寄り互いに苦労を共にする」ことも忘れてはいけません。

私達は今期計画すること全てにおいて、目的を達成するには、「行動に意味を持たせなくてはならない」と言う強い気持ちで挑みたいと思います。