新学期や新年度のスタートの際

例えば 通勤、通学の定期券を発行してもらうための証明書ですとか

新しく 何かを 申請したり 登録したりといった 細かな作業が増えますよね

そして もう一つ

新年度には 健康診断があったりしませんか

お子さんの場合は 就学時健康診断を入学前に事前に行って 学校へ提出する場合もありますし、

学校で 集団で診断を受けるといった場合もあるでしょう。

社会人の場合は 職場の健康保険組合や自治体の斡旋で 健康診断を受診できるような案内が

配布されるかもしれません。

いずれにしても 健康な体で 健やかに 過ごせるように

新年度に 定期的に 健康診断を受け

日ごろから健康について 自分の身体について

意識を高め 気を配ることが大切です。

しかしながら 何らかの理由で その健康診断を受けられなかったり 受けそびれてしまったりという方も

少なくないそうです。

厚生労働省が2014年に行った「国民健康・栄養調査の結果」によりますと

過去1年健康診断を受けなかった人の割合は、

男性27.8%、女性37.1%でした。

女性が4割近くも健康診断を受けていないということには とても驚かされます。

特に未受診率が高かったのは

30歳代の女性だそうで その割合は46.7%という 高いものでした。

健康診断を半強制的に行わない専業主婦や

子育て中の女性では なかなか健診を受ける時間や機会がないことが考えられます。

健診を受けていない人では、

喫煙している割合⇒ 男性33.3%、女性10.5%

運動習慣のない割合⇒ 男性70.0%、女性79.8%

肥満者の割合⇒ 男性29.8%、女性24.4%

となっており、いずれも健診を受けている人よりも高い割合となっています。

そして さらに、

血圧の平均値⇒男性138.7mmHg、女性128.9mmHg

と高めで、健診を受けていない人よりも 〝不健康” なことが読み取れてしまいました。

そして 残念なことに

所得の低い人ほど健診を受けていない割合が高くなってしまっている結果がでています。

健康診断を受けていない人の割合を 世帯所得でみると、

年収600万円以上の男女に比べ、

200万円以上~600万円未満⇒ 男性27.2%、女性36.4%

200万円未満⇒ 男性42.9%、女性40.8%

となってしまっています。

どんな方でも 健康に気を配り そして 毎日を健康に過ごすために

健康診断を受診する機会が 増えることを願います。

さて

本日4月20日

そんな健康診断の車版、「マイカーチェックデー」だそうです。

といっても

4月に限ったことではなく、毎月20日が その健診日となるよう推奨されているそうです。

毎月毎月 自動車整備工場に 点検をしてもらう、というのは ちょっと現実的ではありませんが

自分で最低限できる車の点検もあります。

日頃の点検によって重大な事故や故障から 車と自分や家族を守ることができますので

この機会に 心がけることをおすすめします。

そもそも

自動車を適正な状態に保つのは、車の所有者とドライバーの義務です。

道路運送車両法第47条に

「使用者の点検及び整備の義務」というものがあり、

「自動車の使用者は、自動車の点検をし、及び必要に応じ整備をすることにより、

当該自動車を保安基準に適合するように維持しなければならない。」

と定められています。

さらに

日本の法律では

道路を走る車は 2年に1回 (新車時初回は3年に1回) 「車検」を受けることが義務付けられています。

車検を受けなければ『無車検車運行』となり、厳しい罰則があります。

車検を受けるためには自動車の点検・整備と、自賠責保険に加入する必要があります。

しかし、この「車検」は 車検時点で法律で定められた「保安基準」に適合しているかどうかを検査するだけですので、

次の車検までの安全性を保障している訳ではありません。

つまり 車検に合格したからといって、

次の車検まで何もしなくていいというわけではなく、

常に定期的に点検・整備を行う必要があるのです。

次回も 車の健康診断について 記したいと思います。

引用参考:車検