7月も早くも終盤に入ってきましたが
夏バテなどされてはいませんでしょうか
十数年も前は 今ほど 夏は 暑くなかったような気がします
ここ数年40度近い気温を記録する日も珍しくなくなってしまったような。。。。
夏本番の8月を迎えるにあたり
いったい今年の猛暑は どれくらいの暑さで 何日くらい続くのでしょうか?
このままだと本当に観測史上最高に暑い夏の記録を更新してしまうのでは?
と恐ろしくなってしまいます。
この「猛暑」といった 天気予報などで 毎年夏によく耳にする用語がありますが、
きちんと定義付けされているのをご存知でしたか?
「夏日」⇒ 日中の最高気温が、25℃以上の日
「真夏日」⇒ 日中の最高気温が、30℃以上の日
「猛暑日」(=「酷暑日」)⇒ 日中の最高気温が、35℃以上の日
「熱帯夜」⇒ 夕方から翌朝までの最低気温が、25℃以上になる夜
このような用語は 気象庁が2007年から正式に使用している予報用語となっています。
かつては 人の体温を超えるような気温の日は それほどなかったのですが、
近年は 「猛暑日」が多すぎて そのうちに 40℃を超える日の用語も作られそうですね。
暑すぎる日が続く、というのは 遠慮したいものの
とはいえ
やはり 夏は 季節の風物詩ともいえるイベントが盛りだくさんで
気持ちもウキウキしてしまう夏休みもあります。
また 暑い中で食べる かき氷やスイカといった夏ならではの食べ物も魅力のひとつですよね。
大手インターネット通販のサイトでも
今年のお中元ギフトランキングの上位には
アイスクリーム、 ジェラート、シャーベット
和菓子、洋菓子、ゼリー、果物
ウナギ、肉類、かに、海鮮
こういった食品が占めています。
このような新鮮なみずみずしい食品をお中元として贈答することができるようになったのも
物流の工夫や車両の技術向上等にほかなりません。
なかでも 有名な車両が クール配送が可能なトラックですよね。
中は一体どのようになっているのでしょうか
大手宅配業者のクール配送車を見てみましょう。
クール便では
輸送時の保冷設定温度が
冷蔵タイプは0~10℃、冷凍タイプはー15℃以下の温度帯で 荷物を運んでもらえます。
このサービスは あくまでも事前に荷物は予冷されていることを前提にしたもので
このトラック内で 冷やしたり凍らせたりする冷却機能はありません。
荷物の積載量に合わせて冷蔵/冷凍庫室の大きさを変更可能で、
荷室のレイアウトが 可変式なので 季節に応じた積み荷の変化にも柔軟に対応できるようになっています。
車載保冷スペース内の間仕切りを取り外して
冷蔵/冷凍スペースを拡大したり、荷室内の扉を開閉してスペースを確保するなど柔軟にレイアウトを変更できるというわけです。
またこのレイアウトを変更するための 間仕切りの移動作業は 女性スタッフでも単独で行えるような手軽さだそうです。
そして こうした車両では 断熱材を多く使用することから車高が高くなる傾向にあるといいますが、
スタッフの作業効率を維持できる車高 も考慮され作られているそうです。
大型の集合住宅や商業施設などへの配達の際には
長時間エンジンを止めているケースが多く発生するため、
この対策として エンジンを切っていても庫内の温度を約8時間にわたって維持する為に 備冷板というものを搭載しているそうです。
また、大口契約者向けの幹線輸送で使用している大型のコールドボックスをそのまま積載することも可能になり
緻密な温度管理が可能な 冷蔵・冷凍機も性能が向上し
柔軟に対応できるような車両の開発が日々行われています。
こうして どんな「猛暑日」が続いても
私たちの食卓に 鮮度の良いままの食品が届けられているというわけです。
引用参考:宅急便